日経平均は148円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.71%上昇、や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6.81%上昇と大幅に上げており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=140円00銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が5日続落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は25日移動平均線からの乖離率が依然、4%を超すなど、短期的な過熱感が継続しており、週末ということもあり利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は堅調に推移している。