30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、140円11銭まで上昇後、139円57銭まで下落し、引けた。米国の5月消費者信頼感指数の予想上振れで一時ドル買いになったが、金利の上昇は限定的で再び低下したほか、5月ダラス連銀製造業活動指数の落ち込みを受けてドル売りが強まった。日本政府・日銀が円安を受けて臨時会合を開催しており、全体的に円買いになった面もあったとみられる。



 ユーロ・ドルは1.0747ドルから1.0714ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は150円27銭まで上昇後、149円74銭まで下落した。



 ポンド・ドルは1.2446ドルまで上昇後、1.2384ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.9018フランから0.9069フランまで上昇した。



[経済指標]

・米・3月FHFA住宅価格指数:前月比+0.6%(予想:+0.2%、2月:+0.7%←+0.5%)

・米・3月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比-1.15%(予想:-1.60%、2月:+0.36%)

・米・5月消費者信頼感指数:102.3(予想:99.0、4月:103.7←101.3)

・米・5月ダラス連銀製造業活動指数:-29.1(予想:-18.0、4月:-23.4)

・カナダ・1-3月期経常収支:-61.7億加ドル(予想:-95.00億加ドル、10-12月期:-80.5億加ドル←-106.4億加ドル)