日経平均は127円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。昨日の米市場でダウ平均は一時160ドルを超す下げとなったが、取引終了にかけて上げに転じたことも東京市場で安心感となった。また、東京市場は引き続き海外投資家などによる日本株の見直し買いが期待されていることに加え、9日に控える株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ買いが入るとの見方もあった。一方、東京市場は高値警戒感が継続しており、また、日経平均が昨日までの4日間で1600円を超す上げとなったことから、短期的な過熱感も強まり、利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。