日経平均は26円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった、また、外為市場で1ドル=139円90銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、昨日の日経平均が大幅に下落した後ということから、押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)など他の主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日は日経平均が大幅に下落したが、東京市場は依然、高値警戒感があり、引き続き利益確定売りが出やすく、寄付き段階ではやや売りが優勢だった。寄り後、日経平均は前日終値近辺で推移している。