9日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、138円76銭から139円29銭まで値を上げた。前日からの米金利安を受け朝方はドル売りが先行。ただ、日経平均株価の急反発でリスク選好的な円売りが優勢となり、ドルやユーロなど主要通貨を押し上げた。





ここまでの取引レンジは、ドル・円は138円76銭から139円29銭、ユーロ・円は149円64銭から150円12銭、ユーロ・ドルは1.0776ドルから1.0785ドル。



【経済指標】

・日・5月マネーストックM3:前年比+2.1%(4月: +2.1%)

・中・5月消費者物価指数:前年比+0.2%(予想:+0.2%、4月:+0.1%)

・中・5月生産者物価指数:前年比-4.6%(予想:-4.3%、4月:-3.6%)



【要人発言】

・植田日銀総裁

「2%物価目標の持続・安定的な実現にはまだ少し間がある」

「粘り強く金融緩和を継続する」