28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、146円74銭まで上昇後、146円36銭まで下落し引けた。



ジャクソンホール会合での連邦準備制度理事会(FRB)議長や日銀総裁発言を受けて、日米金利差の拡大観測が強まり、円売り、ドル買いが優勢となった。米8月ダラス連銀製造業活動指数が予想を上回ったためドル買いが一段と加速。その後、米国債入札の好調な結果を受けて、米長期金利が低下したことに連れドル買いが後退。さらに、日本当局の円安是正介入を警戒し、円売りも後退した。



ユーロ・ドルは、1.0709ドルまで下落後、1.0814ドルまで上昇し、引けた。ホルツマン・オーストリア中銀総裁がサプライズなければ9月の利上げを支持する姿勢を示したためユーロは底堅く推移。



ユーロ・円は、158円53銭から158円20銭まで下落した。



ポンド・ドルは、1.2573ドルへ下落後、1.2602ドルまで上昇。



ドル・スイスは、0.8855フランから0.8831フランへ弱含んだ。



【経済指標】

・米・8月ダラス連銀製造業活動指数:−17.2(予想:−19、7月:-20.0)