コンファレンスボードが発表した米8月消費者信頼感指数は106.1と予想116.0を大幅に下回り5月来で最低となった。7月分も114.0へ、117.0から下方修正された。



同時刻に米労働省が発表した7月JOLT求人件数は882.7万件と、予想950万件を下回り21年3月来で最低。6月分も916.5万件と、958.2万件から下方修正された。



予想を下回る結果を受けて連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退し、米国債相場は急伸。2年債利回りは5%を割り込み4.91%まで低下し18日来の低水準となった。ドルも売りに転じ、ドル・円は147円37銭の高値から146円60銭まで反落した。ユーロ・ドルは1.0782ドルの安値から1.0850ドルまで上昇した。



【経済指標】

・米・7月JOLT求人件数:882.7万件(予想:950万件、6月:916.5万件←958.2万件)

・米・8月消費者信頼感指数:106.1(予想:116.0、7月:114.0←117.0)