7日の東京市場でドル・円は反落。仲値にかけてのドル買いで年初来高値を上抜け、一時147円87銭まで値を切り上げた。ただ、米金利の伸び悩みでドル買いは後退し、アジア株安を受け円売りは縮小。午後は朝方の安値を下抜け、147円41銭まで下げた。

・ユーロ・円は158円52銭から157円90銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.0731ドルから1.0708ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円147円40-50銭、ユーロ・円157円90-00銭

・日経平均株価:始値33,118.55円、高値33,322.45円、安値32,986.35円、終値32,991.08円(前日比249.94円安)

【経済指標】

・中・8月輸出:前年比-8.8%(予想:-9.0%、7月:-14.5%)

・中・8月輸入:前年比-7.3%(予想:-9.0%、7月:-12.4%)

・豪・7月貿易収支:+80.39億豪ドル(予想:+100.00億豪ドル、6月:+102.68億豪ドル←+113.21億豪ドル)

・日・7月景気動向指数・先行速報値:107.6(予想:107.8、6月:108.9)

・スイス・8月失業率:2.0%(予想:1.9%、7月:1.9%)

・独・7月鉱工業生産:-0.8%(前月比予想:-0.4%、6月:-1.4%←-1.5%)

【要人発言】

・ルメール仏財務相

「インフレは低下しているが、スピードが足りない」

・中川日銀審議委員

「物価の先行き、リスクは上下どちらも同じ大きさ」

「持続的賃上げ期待が持てれば成長率に下方圧力合ってもマイナス金利解除は可能」

「当面の金融政策、緩和維持が適当」

「YCC順軟化、市場機能の面で副作用の軽減に資する」

「賃金の先行きは企業業績次第、注視が必要」