NY為替:英欧の経済成長に懸念、欧州通貨安も
ユーロ・ドルは、1.0711ドルから1.0686ドルまで下落し、1.0696ドルで引けた。ユーロ圏の4-6月期国内総生産(GDP)が予想外に下方修正されたほか、ドイツが下半期にも景気後退入りするとの懸念にユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は157円84銭から157円36銭まで下落。日欧金利差拡大観測を受けたユーロ買い、円売りが後退した。ポンド・ドルは、1.2446ドルまで下落後、1.2490ドルまで反発した。英住宅価格の低迷深刻化で景気見通しが悪化、英中銀の追加利上げ観測緩和でポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.8940フランまで上昇後、0.8921フランまで反落。