12日の東京市場でドル・円は切り返し。日本の長期金利が堅調地合いを強めると、円買いに振れ一時146円43銭まで値を下げた。ただ、その後の金利高抑制や日経平均株価の上げ幅拡大で円売りに傾き、ドルは午前の高値を上抜け146円94銭まで上昇した。

・ユーロ・円は157円78銭から157円27銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.0768ドルから1.0712ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円146円80-90銭、ユーロ・円157円30-40銭

・日経平均株価:始値32,629.16円、高値32,799.69円、安値32,486.48円、終値32,776.37円(前日比308.61円高)

【経済指標】

・英・5-7月ILO失業率:4.3%(予想:4.3%、4-6月:4.2%)

【要人発言】

・鈴木財務相

「日銀には物価目標実現に向け、適切な金融政策運営を期待している」

・世耕自民党参院幹事長

「日銀総裁発言、緩和を継続するとの趣旨と理解」

「本当の意味で物価目標に達していないという点では日銀と意見の相違はない」