【市場反応】米8月CPI、上方サプライズでドル買い
食品と燃料を除いた8月コアCPIは前月比+0.3%。伸びは予想外に7月+0.2%から拡大。5月来で最大の伸びとなった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目している前年比では+4.3%と、7月+4.7%から予想通り伸びが縮小し、21年9月来で最小の伸びとなった。
インフレの上方サプライズで金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。米2年債利回りは一時5.07%まで上昇。ドル・円は147円40銭から147円73銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0760ドルから1.0711ドルまで下落した。
【経済指標】
・米・8月消費者物価指数:前年比+3.7%(予想:+3.6%、7月:+3.2%)
・米・8月消費者物価コア指数:前年比+4.3%(予想:+4.3%、7月:+4.7%)
・米・8月消費者物価指数:前月比+0.6%(予想:+0.6%、7月:+0.2%)
・米・8月消費者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.2%、7月:+0.2%)