NY外為市場でドル買いが一段落した。米労働省が発表した8月消費者物価指数(CPI)が予想以上の伸びとなったが、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ軌道を大幅に修正する材料にはならないとの見方に長期金利が低下に転じた。



米10年債利回りは予想を上回ったCPI後、4.34%まで上昇。その後、4.26%まで低下した。2年債利回りは5.08%まで上昇後、4.98%まで低下。ドル買いも後退し、ドル・円は147円73銭まで上昇後、147円25銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.0711ドルまで下落後、1.0760ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.2436ドルまで下落後、1.2512ドルまで上昇した。