9月20日のNY為替概況
連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え米国の利上げ終了の憶測に金利低下に伴うドル売りが強まった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで市場の予想通り政策金利を据え置いたが、声明では依然インフレが高過ぎで、成長見通しを引上げ、さらに、スタッフの過半数が年内あと1回の利上げを想定していることが明らかになったため追加利上げ観測が強まり金利上昇に伴いドル買いが再開した。
ユーロ・ドルは、1.0737ドルまで上昇後、1.0667ドルまで下落し、引けた。
ユーロ・円は、158円45銭まで上昇後、157円90銭まで反落。
ポンド・ドルは、1.2421ドルまで上昇後、1.2349ドルまで反落した。英国の8月の消費者物価指数(CPI)が想定外に伸びが鈍化したため英中銀が明日の会合で金利を据え置くとの憶測も強まり、高値からポンド売りに押された。
ドル・スイスは、0.8932フランへ下落後、0.8986フランまで上昇した。
【経済指標】
【金融政策】
・米連邦公開市場委員会(FOMC)
・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を5.25-5.50%に据え置き決定