21日の東京市場でドル・円は伸び悩み。米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内の利上げの可能性が示され、午前中に148円18銭から148円45銭まで値を上げた。ただ、日本政府の円安けん制で円売りは後退。アジア株安による円買いも、ドルの重石となった。

・ユーロ・円は158円06銭から157円37銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.0664ドルから1.0617ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円148円20-30銭、ユーロ・円157円90-00銭

・日経平均株価:始値32,865.56円、高値32,939.89円、安値32,550.65円、終値32,571.03円(前日比452.75円安)

【金融政策】

・スイス国立銀行:政策金利を1.75%に据え置き(予想は2.00%に引き上げ)

【要人発言】

・スイス国立銀行(中銀)声明

「さらなる引き締めが行われる可能性は排除できない」

「今後数カ月間、インフレの動向を注意深く監視していく」

「必要に応じて為替市場に介入する用意」

「インフレ率の見通しは2023・24年が+2.2%、25年は+1.9%」

・松野官房長官

「為替市場の動向を注視、過度な変動にはあらゆる選択肢を排除せず対応」

「当局間で意思疎通を図っている」

「日銀には政府と密接に連携を図り、目標実現へ適切な政策運営を期待」

【経済指標】

・NZ・4-6月期GDP:前年比+1.8%(予想:+1.1%、1-3月期:+2.2%)

・NZ・4-6月期GDP:前期比+0.9%(予想:+0.4%、1-3月期:0.0%←-0.1%)