26日の東京市場でドル・円は上げ渋り。鈴木財務相の円安けん制を受け、午前中に一時148円69銭まで下落。その後は米10年債利回りの上昇でドル買いに振れ、夕方にかけて149円18銭まで値を切り上げた。ただ、財務相の再度のけん制で148円台に失速した。

・ユーロ・円は157円38銭から157円80銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0598ドルから1.0571ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円148円80-90銭、ユーロ・円157円60-70銭

・日経平均株価:始値32,640.05円、高値32,643.41円、安値32,315.05円、終値32,315.05円(前日比363.57円安)

【要人発言】

・鈴木財務相

「為替、高い緊張感を持って市場動向をみている」(午後)

「為替、高い緊張感をもってみている」

「過度な変動は好ましくない」

「あらゆる選択肢を排除せず、適正な対応を取っていきたい」

「海外の通貨当局とも意思疎通を図り、認識を共有している」

・新藤経済財政・再生相

「GDPギャップ、プラス傾向が続くか慎重な見極めが必要」

・シムカス・リトアニア中銀総裁

「利下げ時期について回答を急ぐことはない」

「2025年のインフレ率2%に向け、政策は現在の順調」

【経済指標】

・特になし