26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、148円82銭へ弱含んだのち149円07銭まで上昇し、引けた。



米9月消費者信頼感指数や8月新築住宅販売件数が予想を下回り、金利低下に伴うドル売りが優勢となった。日本当局の円安是正介入警戒感に円売りも後退。そののち、米2年債入札の低迷、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が年あと1回の利上げが必要との見方を示したほか、JPモルガンのダイモンCEOが最悪のシナリオとして政策金利が7%近くまで上昇するリスクに備える必要があると顧客に警告したとの報道を材料に、金利が上昇に転じドル買いも再燃した。



ユーロ・ドルは、1.0609ドルへ上昇後、1.0562ドルまで下落し、引けた。



ユーロ・円は、157円88銭から157円32銭まで下落。米国政府機関閉鎖懸念が根強くリスク回避の円買いが続いた。



ポンド・ドルは、1.2192ドルから1.2154ドルまで下落した。



ドル・スイスは、0.9120フランから0.9155フランへ上昇。



【経済指標】

・米・7月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+0.13%(予想:‐0.10%、6月:-1.17%)

・米・7月FHFA住宅価格指数:前月比+0.8%(予想:+0.4%、6月:+0.4%←+0.3%)

・米・9月フィラデルフィア連銀非製造業活動:−16.6(8月−13.1)

・米・9月リッチモンド連銀製造業指数:5(予想:-7、8月:-7)

・米・9月消費者信頼感指数:103.0(予想:105.5、8月:108.7←106.1)

・米・8月新築住宅販売件数:67.5万戸(予想:69.8万戸、7月:73.9万戸←71.4万戸)