28日の東京市場でドル・円は軟調。早朝に149円56銭を付けた後、鈴木財務相の円安けん制で円売りが後退。日経平均株価の下げ幅拡大も円売りを弱めた。また、米10年債利回りの失速でドル買いは縮小し、午後の取引で149円20銭まで値を下げた。

・ユーロ・円は157円23銭から156円71銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.0491ドルから1.0518ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円149円30-40銭、ユーロ・円156円90-00銭

・日経平均株価:始値32,119.37円、高値32,164.45円、安値31,674.42円、終値31,872.52円(前日比499.38円安)

【要人発言】

・鈴木財務相

「為替、緊張感をもって動きをみている」

「過度な変動は好ましくない。あらゆる手段を排除せず適切に対応する」

【経済指標】

・豪・8月小売売上高:前月比+0.2%(予想:+0.3%、7月:+0.5%)