■NY株式:NYダウは222ドル高、米雇用統計弱く来年の利下げ観測強まる



米国株式市場は続伸。ダウ平均は222.24ドル高の34,061.32ドル、ナスダックは184.09ポイント高の13,478.29で取引を終了した。



10月雇用統計や消費関連指標が予想を下回ったため連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了期待がさらに強まり、寄り付き後、上昇。来年の利下げ確率も上昇し、長期金利が一段と低下すると、買いにさらに拍車がかかり続伸した。終日堅調に推移し、終盤にかけて上昇幅を拡大し終了。半導体・同製造装置、銀行が上昇した一方で、エネルギーが小幅下落。



メディアのパラマウント・グローバル(PARA)は第3四半期決算で調整後の1株継続利益が予想を上回り、上昇。オンライン旅行サービスのエクスぺディア(EXPE)も第3四半期決算の強い内容が好感され、買われた。オンライン賭けサイトを運営するドラフトキング(DKNG)は売り上げや毎月平均の総参加者数が予想を上回り、上昇。不動産サービス会社のレッドフィン(RDFN)は四半期決算が予想程悪化せず安心感から買われた。



格安航空会社のジェットブルー(JBLU)は同社機のアムステルダム、スキポール空港発着枠を失ったことを巡りオランダ政府や欧州連合に対する訴訟を当局が認めたため上昇。同じく枠を失った同業デルタ(DAL)もこの決定を巡り法的措置を開始、上昇した。バイオのモデルナ(MRNA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。一方、携帯端末のアップル(AAPL)は昨日取引終了後に発表した決算で1株利益が予想を上回ったが4四半期連続の減収、中国での売り上げ減速で12月の売り上げも昨年と同水準にとどまると冴えない見通しに失望し、売られた。



リッチモンド連銀のバーキン総裁はTVインタビューで、自分の考えでは利下げは依然かなり先と述べた。



(Horiko Capital Management LLC)





■NY為替:米利上げサイクル終了観測でドル続落



3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、150円24銭から149円21銭まで下落し、149円35銭で引けた。米10月雇用統計で失業率が予想外に上昇し、非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回り、賃金の伸びも鈍化、10月ISM非製造業景況指数も予想を下回ったため米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル終了観測に金利が大幅低下し、ドル売りに拍車がかかった。



ユーロ・ドルは1.0644ドルから1.0747ドルまで上昇し、1.0732ドルで引けた。ユーロ・円は、159円85銭から160円40銭まで上昇。株高に連れリスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2224ドルから1.2390ドルまで上昇。ドル・スイスは、0.9049フランから0.8966フランへ下落した。





■NY原油:反落、米国経済の減速を警戒



NYMEX原油12月限終値:80.51 ↓1.95



3日のNY原油先物12月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比−1.95ドル(-2.36%)の80.51ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは80.10ドル-83.60ドル。米雇用統計発表後に83.60ドルまで買われたが、米国経済の減速を警戒した売りが強まり、80.10ドルまで反落。通常取引終了後の時間外取引では81ドルを挟んだ水準で推移。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  28.42ドル   +0.80ドル(+2.89%)

モルガン・スタンレー(MS) 76.26ドル   +2.80ドル(+3.81%)

ゴールドマン・サックス(GS)327.62ドル  +13.86ドル(+4.41%)

インテル(INTC)        38.14ドル   +0.44ドル(+1.16%)

アップル(AAPL)        176.65ドル  -0.92ドル(-0.51%)

アルファベット(GOOG)    130.37ドル  +1.79ドル(+1.39%)

メタ(META)           314.60ドル  +3.73ドル(+1.19%)

キャタピラー(CAT)      240.75ドル  +1.63ドル(+0.68%)

アルコア(AA)         26.53ドル   +0.46ドル(+1.76%)

ウォルマート(WMT)      164.66ドル  -0.86ドル(-0.51%)