13日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。日米金利差で上昇基調を維持する見通し。ただ、明日の米消費者物価指数(CPI)を控え、ドルは買いづらい。昨年高値が視野に入り、日本の為替介入への警戒感も上値を抑えそうだ。



前週末に発表された米ミシガン大学消費者信頼感の期待インフレ率は予想外に堅調だったが、長期金利の上昇は抑制された。それを受けドル買いは限定的で、ユーロ・ドルは1.0660ドル台から小幅に値を上げた。一方、ドル・円は日米金利差で緩やかに上値を切り上げ、151円60銭付近で引けた。週明けアジア市場はおおむねその流れを受け継ぎドル・円は寄り付きから上昇基調を維持するものの、引き続き上値は重い。



この後の海外市場は米金利にらみ。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のインフレ抑止への政策姿勢は強弱まちまちだが、パウエル議長の9日の討論会での発言はややハト派寄りの政策スタンスと再評価されている。次回連邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置きが織り込まれつつあるなかCPIは鈍化が予想され、ドルは買いづらい。また、昨年の高値151円95銭が視野に入り、日本の為替介入への警戒も上値を抑える。



【今日の欧米市場の予定】

・04:00 米・10月財政収支(予想:-520.00億ドル、22年10月:-878.74億ドル)