24日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。148円台では押し目買いにより下値の堅さが意識されやすい。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派シフトへの思惑が広がるなか、150円付近の売りに押される可能性があろう。



米国の低調なインフレ指標や引き締め後退の思惑が広がるなか、22日の経済指標で新規失業保険申請件数やミシガン大学消費者信頼感(確報値)は予想よりも強く、ややドル買いに振れた。半面、金利安を受けたドル買いの後退でユーロ・ドルは1.0850ドル台から1.0880ドル台に持ち直し、ドル・円は149円70銭台から149円台半ばに下げた。ただ、本日アジア市場は日本株高で円売りに振れ、ドル・円は底堅く推移した。



この後の海外市場は米感謝祭を挟んだ休暇で薄商いが予想され、米金利にらみの展開が続く。今晩発表のPMIは製造業、サービス業はいずれも前回をやや下回る見通し。今週の低調な住宅関連指標も想起され、景気腰折れへの警戒が広がりかねない。FRBによる今後の利上げ休止や来年の利下げの観測から、金利安・ドル安の展開に。ドル・円は148円台で押し目買いが強まるものの、節目の150円付近では売りが見込まれる。



【今日の欧米市場の予定】

・18:00 独・11月IFO企業景況感指数(予想:87.5、10月:86.9)

・19:00 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁講演

・22:30 カナダ・9月小売売上高(前月比予想:0.0%、8月:-0.1%)

・23:45 米・11月製造業PMI速報値(予想:49.9、10月:50.0)

・23:45 米・11月サービス業PMI速報値(予想:50.3、10月:50.6)

・米株式市場は短縮取引

・米感謝祭翌日のブラックフライデー