24日のドル・円は、東京市場では149円71銭から149円20銭まで下落。欧米市場では149円37銭から149円67銭まで反発し、149円47銭で取引終了。本日27日のドル・円は主に149円台で推移か。米長期金利の上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いは縮小する可能性がある。



前回(10月31日−11月1日開催)の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では多くのメンバーがインフレ抑制に前向きなスタンスを堅持しながらも、一段の利上げには慎重だったことが議事要旨で判明した。米連邦準備制度理事会(FRB)は今後の政策決定についてデータ次第とするものの、市場は金融緩和へのシフトを織り込みつつある。



11月30日発表予定の10月コアPCE価格指数は前回実績の前年比+3.7%を下回る見込み。市場予想と一致した場合、次回12月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で政策金利の据え置きが確実視されている。ただ、日本銀行による金融緩和策の継続によって日米金利差は維持されることから、リスク回避的なドル売り・円買いが一段と拡大する可能性は低いとみられる。