27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。





■年初来高値水準での攻防

■日山村硝、24/3上方修正 純利益107億円←90億円

■前場の注目材料:ファナック、ロボ制御装置11年ぶり刷新、国際規格を世界初取得





■年初来高値水準での攻防



27日の日本株市場は、買い一巡後はこう着の強い相場展開が見込まれる。24日の米国市場はNYダウが117ドル高、ナスダックは15ポイント安だった。米感謝祭翌日の短縮取引で動意が乏しく、まちまちの展開だった。イスラエルとハマスの休戦で中東情勢悪化への警戒感が緩和したほか、サービス業PMIの予想外の改善で消費に楽観的見方が広がり、ダウは一段高となった。一方、長期金利の上昇でハイテクは売られ、ナスダックは小幅に下落した。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比140円高の33740円。円相場は1ドル149円50銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米年末商戦の出足が好調と伝えられるなか、年末高を期待した展開が意識されそうである。先週末の日経平均は一時33817.86円までリバウンドを見せた後はこう着感が強まったが、本日についても20日に付けた年初来高値水準での攻防となりそうだ。ただし、年末高への期待が高まるなか、売り方の買い戻しが断続的に入りやすいと考えられる。徐々に下値を切り上げてくるなか、節目の34000円が意識されてくるだろう。



また、日経平均は上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジでの推移を継続しているが、22日に+1σまでの調整から、24日にはリバウンドを見せていた。+2σは34230円まで上昇してきており、先高期待が強まりそうである。そのため、こう着感の強まる場面においては、押し目狙いのスタンスになろう。足もとの需給状況においては、11月2週、3週の海外投資家は、先物、現物合算で2週連続の1兆円を超える買い越しだった。個人投資家は売り越しであり、利益確定の動きとみられる。海外勢が買い主体となるなか、米国市場においても年末高が意識されており、値ごろ感からの売りは避けておきたい。



物色としては米長期金利の上昇や円相場が1ドル=149円半ばで推移するなか、ややTOPIX型優位の展開に向かいそうである。ハイテク株については米エヌビディアが足もとで利食い優勢の動きをみせており、動向を見極めたいところである。その他、グロース250指数は足元のリバウンドで75日線が支持線として機能しており、中小型株の出遅れ修正の動きにより、物色対象も徐々に広がりをみせてくる可能性があるだろう。





■日山村硝、24/3上方修正 純利益107億円←90億円



日山村硝<5210>は2024年3月期業績予想の修正を発表。純利益を90億円から107億円に上方修正した。関係会社出資金売却益約21億円を計上するとともに、米国で見込まれる課税額を見込んだ結果、当期純利益については前回予想を上回る見込みとなった。





■前場の注目材料



・日経平均は上昇(33625.53、+173.70)

・NYダウは上昇(35390.15、+117.12)

・1ドル=149.40-50円

・シカゴ日経先物は上昇(33740、大阪比+140)

・SOX指数は上昇(3747.92、+2.97)

・VIX指数は低下(12.46、-0.34)

・活発な自社株買い

・米国景気は拡大

・日銀は金融緩和を継続





・ファナック<6954>ロボ制御装置11年ぶり刷新、国際規格を世界初取得

・ソディック<6143>溶融せん断粘度測定装置を開発、射出成形機に後付け

・日産自<7201>英で新たにEV2車種生産、投資積み増し5610億円

・みずほ<8411>中国で証券会社設立申請

・長瀬産業<8012>ブラジル精油加工社を買収、食品市場など開拓

・豊田通商<8015>使用済みアルミサッシの選別加工会社を設立

・ホンダ<7267>米に電池セル研究拠点、オハイオ州立大など協力

・トヨタ紡織<3116>新中計、30年度営業益1500億円

・シチズン<7762>グループ会社、レシートプリンター8年ぶり刷新、印字速度1.7倍

・メルカリ<4385>“新作ゼロ”のファッションショー、持続可能な消費啓発

・日本製鉄<5401>茨城に試験電炉、水素還元製鉄、早期に

・岩谷産業<8088>純水素型燃料電池を導入、中研のCO2を40%減

・ENEOS<5020>森林由来クレジット推進、北海道森町と連携





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・10:30 中・10月工業企業利益(9月:前年比+11.9%)