27日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め休止への思惑から、ドル売りに振れやすい地合いが見込まれる。ただ、今週発表の米経済指標を見極めようと、過度な売りは縮小しそうだ。



前週末に発表された米PMIは製造業が予想外に弱く、景気の好不況の境目である50を下回った。それを受け引き締め後退の見方から、金利安・ドル安の展開に。感謝祭の祝日と週末の合間で短縮取引のなか、ユーロ・ドルは1.09ドル付近から1.09ドル半ばに浮上し、ドル・円は149円半ばから149円前半に軟化。週明けアジア市場で仲値後に国内勢のドル売りが膨らんだほか、日経平均株価の軟調地合いで円買いに振れた。



この後の海外市場は手がかりが乏しいなか、米金融政策をにらみ売り買い交錯の見通し。足元で発表された経済指標は強弱まちまちながら弱さが目立ち、FRBの利上げ休止や来年の利下げへの観測から金利安・ドル安の地合いが続く。ただ、今週発表される米コアPCE価格指数など経済指標を見極めようと、ドル売り縮小の可能性も。一方、ブラックフライデーでの消費拡大の報道を受け、株高に振れれば円売りが期待される。



【今日の欧米市場の予定】

・24:00 米・10月新築住宅販売件数(予想:72.3万戸、9月:75.9万戸)

・24:30 米・11月ダラス連銀製造業活動指数(予想:-16.0、10月:-19.2)