■NY株式:NYダウは83ドル高、強い消費や利下げ期待が支援



米国株式市場は反発。ダウ平均は83.51ドル高の35,416.98ドル、ナスダックは40.74ポイント高の14,281.76で取引を終了した。



金利動向を睨み、寄り付き後、まちまち。アドビ集計のデータによるとネット通販の大型セール「サイバーマンデー」で1日の売上高として過去最高を記録したことが報じられ、相場を押し上げた。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が利下げの可能性に言及すると、期待感を受けた買いにも拍車がかかり日中高値を更新。しかし、7年債入札が不調に終わると金利先安感が後退し失速した。終盤にかけて上げ幅を縮小し終了。セクター別では自動車・自動車部品、家庭・パーソナル用品が上昇した一方で、保険が下落した。



航空機メーカー、ボーイング(BA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。アプリケーションソフトウエア会社のトウイリオ(TWLO)は物言う投資家、ヘッジファンドのAnsonが同社の株式保有を増やしたことが明らかになり買われた。また、ゲーム販売会社のゲームストップ(GME)は売られ過ぎ観測が広がり、押し目買いに上昇。



半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は四半期決算で見通しを上方修正したが、運営コストの上昇を警告し売られた。カリフォルニア州北部と中部の公益事業を保有し発電などの調達などを手掛けるPG&E(PCG)は2024年の調整後1株利益見通しが予想を下回り、下落。



取引終了後に決算を発表したクラウドアプリケーションを手掛けるワークデイ(WDAY)は内容が予想を上回り、時間外取引で上昇している。





(Horiko Capital Management LLC)







■NY為替:ドル続落、米FRB高官のハト派発言受け利下げ観測強まる



28日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円70銭から147円33銭まで下落し、147円45銭で引けた。米住宅価格指数が予想を上回り一時ドル買いが強まったが、米11月消費者信頼感指数は予想上回ったものの10月分が下方修正され、さらにウォラーFRB理事の発言を受けて次の行動が利下げとの見方が強まり、金利低下に連れドル売りが加速した。



ユーロ・ドルは1.0945ドルから1.1009ドルまで上昇し、1.0994ドルで引けた。ドイツ連銀総裁がインフレが悪化した場合の利上げも除外せずユーロ買いが強まった。ユーロ・円は162円86銭から161円93銭まで下落。ポンド・ドルは1.2609ドルから1.2715ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8814フランから0.8761フランまで下落した。





■NY原油:反発で76.41ドル、米ドル安などを意識した買いが入る



NY原油先物1月限は反発(NYMEX原油1月限終値:76.41 ↑1.55)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+1.55ドルの76.41ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは74.64ドル-77.02ドル。米国市場の序盤にかけて74.64ドルまで下げたが、米長期金利の低下やドル安を意識して77.02ドルまで買われた。通常取引終了後の時間外取引では76ドル台で推移した。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  29.53ドル   -0.03ドル(-0.10%)

モルガン・スタンレー(MS) 76.88ドル   -1.07ドル(-1.37%)

ゴールドマン・サックス(GS)337.65ドル  -0.06ドル(-0.01%)

インテル(INTC)        44.23ドル   +0.15ドル(+0.34%)

アップル(AAPL)        190.40ドル  +0.61ドル(+0.32%)

アルファベット(GOOG)    138.62ドル  +0.57ドル(+0.41%)

メタ(META)           338.99ドル  +4.29ドル(+1.28%)

キャタピラー(CAT)      247.50ドル  +0.11ドル(+0.04%)

アルコア(AA)         26.08ドル   -0.22ドル(-0.83%)

ウォルマート(WMT)      158.64ドル  +1.87ドル(+1.19%)