30日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円25銭まで下落後、148円51銭まで上昇し、引けた。



米10月コアPCE価格指数の伸びが想定通り鈍化し21年4月来で最低となったほか失業保険申請件数の増加で労働市場の減速も証明され、利上げ終了が正当化されるとの見方にいったんドル売りが優勢となった。しかし、11月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想外に50を回復し昨年5月来で最高となると金利上昇でドルの買い戻しが加速。月末の実需買いも強まったと見られる。



ユーロ・ドルは1.0949ドルまで上昇後、1.0884ドルへ反落し、引けた。



ユーロ圏11月消費者物価コア指数速報値が予想以上に鈍化し、欧州中央銀行(ECB)の4月の利下げ開始をすでに織り込みユーロ売り材料となった。



ユーロ・円は161円15銭から161円94銭のレンジで上下した。



ポンド・ドルは1.2678ドルへ強含んだのち1.2604ドルまで反落。



英中銀のグリーンMPC委員のタカ派発言を受けたポンド買いが下支えとなった。



ドル・スイスは0.8771フランへ上昇後、0.8685フランまで下落した。



【経済指標】

・米・先週分新規失業保険申請件数:21.8万件(予想:21.8万件、前回:21.1万件←20.9万件)

・米・失業保険継続受給者数:192.7万人(予想:186.5万人、前回:184.1万人←184.0万人)

・米・10月コアPCE価格指数:前年比+3.5%(予想:+3.5%、9月:+3.7%)

・米・10月個人所得:前月比+0.2%(予想:+0.2%、9月:+0.4%←+0.3%)

・米・10月個人消費支出(PCE):前月比+0.2%(予想:+0.2%、9月:+0.7%)

・米・10月中古住宅販売成約指数:前月比‐1.5%(予想:-2.0%、9月:+1.1%)

・米・11月シカゴ購買部協会景気指数:55.8(予想:46.0、10月:44.0)