11月30日のドル・円は、東京市場では146円85銭から147円27銭まで反発。欧米市場では146円96銭から148円51銭まで上昇し、148円20銭で取引終了。本日12月1日のドル・円は主に148円台で推移か。NYダウの大幅高などを意識してリスク回避の米ドル売りは抑制される可能性がある。



報道によると、イエレン米財務長官は11月30日、「米国経済にはインフレ定着を防ぐためにこれ以上の大幅な金融政策の引き締めは必要ない」、「力強い雇用を伴うソフトランディングを達成する軌道にある」との考えを示した。10月のコアPCE価格指数は前年同月比+3.5%で市場予想と一致したが、伸び率は鈍化。ただ、11月シカゴ購買部協会景気指数は予想外の大幅な上昇を記録したことから、米長期金利は底堅い動きを見せた。市場参加者の間からは「インフレ緩和が再確認されたことで早期利下げの可能性は高まった」との声が聞かれている。米長期金利については、目先は下げ渋るものの、「インフレ緩和を示す追加データが提供された場合、年内に4%近辺まで低下する可能性もある」との見方も出ている。