■NY株式:NYダウは294ドル高、利上げ終了期待強まる



米国株式市場は上昇。ダウ平均は294.61ドル高の36,245.50ドル、ナスダックは78.81ポイント高の14,305.03で取引を終了した。



11月ISM製造業景況指数が予想を下回り金利の低下に連れた買いが強まり、寄り付き後、上昇。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長発言を受け、利上げ終了観測が一段と強まり相場は続伸した。長期金利の低下でハイテクも買い戻され、相場を支援。終日堅調に推移し終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了した。セクター別では耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、メディア・娯楽が小幅安。



メディア会社のパラマウント・グローバル(PARA)は携帯端末のアップル(AAPL)と動画配信サービスを組み合わせで割安料金で提供する計画を協議中とウォ―ル・ストリート・ジャーナル紙が報じ、買われた。アップルも上昇。ファストフードレストラン運営のウエンディーズ(WEN)は物言う株主の投資会社、ブラックウエルズ・キャピタルが同社の業績改善を目指して取締役会の再編を要請する計画と報じられ、上昇した。



電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は電動ピックアップトラックの「サイバートラック」を発表したが、黒字転換は25年になるとの見方に下落。製薬会社のファイザー(PFE)は開発中の肥満症治療薬「ダヌグリプロン」を巡り対象患者7割が副作用を訴えたため治験を中止したと発表し、下落した。また、コンピューターメーカーのデル・テクノロジーズ(DELL)は四半期決算で企業向けPC販売低迷が続き売上高が予想以上に減少し、下落。中国のオンライン小売アリババ(BABA)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。



ベーカリー、カジュアルレストランチェーンを運営するパネラ・ブレッドは再び上場を計画していると報じられた。



(Horiko Capital Management LLC)





■NY為替:パウエルFRB議長が利上げ終了示唆、ドル・円は146円台後半まで下落



1日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円28銭から146円66銭まで下落し146円84銭で引けた。米・11月ISM製造業景況指数が予想を下回ったほか、パウエルFRB議長が政策が景気抑制域に深く入ったと利上げ終了を示唆したとの見方に米国債相場が反発し長期金利低下に連れドル売りが加速した。



ユーロ・ドルは1.0829ドルまで下落後、1.0894ドルまで反発し、1.0879ドルで引けた。ビルロワドガロー仏中銀総裁がECBが利下げ検討する用意はないとしながらも、24年に検討する可能性を示唆したためユーロ売りが優勢となった。その後、パウエル議長発言を受けたドル売りに反発。ユーロ・円は161円27銭から159円65銭まで下落した。日欧金利差縮小観測に円買いが強まった。ポンド・ドルは1.2614ドルへ下落後、1.2716ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8768フランへ上昇後、0.8679フランまで下落した。





■NY原油:続落、需要減少の思惑も



NYMEX原油1月限終値:74.07 ↓1.89



1日のNY原油先物1月限は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比−1.89ドル(-2.49%)の74.07ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは73.93ドル-76.76ドル。米国市場の前半までに76.76ドルまで反発したが、需要減少の思惑が広がり、後半にかけて売りが強まり、通常取引終了後の時間外取引で73.93ドルまで下落した。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  30.96ドル   +0.47ドル(+1.54%)

モルガン・スタンレー(MS) 80.89ドル   +1.55ドル(+1.95%)

ゴールドマン・サックス(GS)348.43ドル  +6.89ドル(+2.01%)

インテル(INTC)        43.74ドル   -0.96ドル(-2.14%)

アップル(AAPL)        191.24ドル  +1.29ドル(+0.67%)

アルファベット(GOOG)    133.32ドル  -0.60ドル(-0.44%)

メタ(META)           324.82ドル  -2.33ドル(-0.71%)

キャタピラー(CAT)      256.76ドル  +6.04ドル(+2.40%)

アルコア(AA)         27.74ドル   +0.88ドル(+3.27%)

ウォルマート(WMT)      154.34ドル  -1.35ドル(-0.86%)