24日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。明日の米国内総生産(GDP)は低調な内容が予想され、米金利安・ドル安の見通し。ただ、日銀による緩和的な金融政策の継続で、円売り地合いに変わりはない。



前日発表された米リッチモンド連銀製造業景気指数は悪化を示し、早期利下げ観測を後押し。米10年債利回りの低下でドル売りが先行し、ユーロ・ドルは1.0820ドル台で下げ渋った、ドル・円は148円70銭付近に浮上、ユーロ・円は161円を上値にもみ合い。本日アジア市場で米金利は弱含み、ドル売りに振れた。また、日経平均株価の軟調地合いで円買いに振れたが、ドル・円は買戻しにより下値の堅さも意識された。



この後の海外市場は米経済指標が注視される。今晩のPMIが低調なら明日の10-12月期国内総生産(GDP)を前に減速懸念が強まる見通し。その際には早期利下げ観測により米金利安・ドル安の展開が見込まれる。ただ、欧州中銀(ECB)の政策決定を控え、動きづらい。一方、日銀は金融政策決定会合で緩和継続を決定。政策修正への思惑は後退しており、円売り地合いが続く。ドル・円は下押しされても下げは限定的とみる。



【今日の欧米市場の予定】

・17:00 南ア・12月消費者物価指数(前年比予想:+5.2%、11月:+5.5%)

・17:30 独・1月製造業PMI速報値(予想:43.7、12月:43.3)

・17:30 独・1月サービス業PMI速報値(予想:49.3、12月:49.3)

・18:00 ユーロ圏・1月製造業PMI速報値(予想:44.7、12月:44.4)

・18:00 ユーロ圏・1月サービス業PMI速報値(予想:49.0、12月:48.8)

・18:30 英・1月製造業PMI速報値(予想:46.7、12月:46.2)

・18:30 英・1月サービス業PMI速報値(予想:53.2、12月:53.4)

・23:45 カナダ中銀が政策金利発表(5.00%に据え置き予想)

・23:45 米・1月製造業PMI速報値(予想:47.6、12月:47.9)

・23:45 米・1月サービス業PMI速報値(予想:51.4、12月:51.4)

・03:00 米財務省・5年債入札