25日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。今晩発表の米国内総生産(GDP)で減速が予想され、利下げ観測によるドル売りが先行。欧州中銀(ECB)の政策決定もドル売り要因に。ただ、日銀の緩和継続で円売りが続く。



前日発表された米PMIは製造業、サービス業とも好不況の節目50を上回り、早期利下げ観測は後退。それを受けた米10年債利回りの上昇でドル買い優勢となり、ユーロ・ドルは1.0930ドル台から1.0880ドル付近に軟化、ドル・円は146円60銭台から147円60銭台に1円程度値を切り上げた。本日アジア市場は日経平均株価の弱含みで円売りは抑制されたが、ドル買い継続でドル・円は148円を目指す展開となった。



この後の海外市場は欧米中銀の政策が注視される。本日開催されるECB理事会で緩和的な政策に慎重な姿勢が示されればユーロ買い・ドル売りに振れ、ドル・円は下押しされる見通し。また、米10-12月期GDP速報値が市場観測に沿って伸びが鈍化すれば、FRBの早期利下げ観測により米金利安・ドル安に振れやすい。ただ、明日のコアPCE価格指数を見極めようとドル売りは縮小し、日銀緩和観測を受けた円売りがドルを支える。



【今日の欧米市場の予定】

・18:00 独・1月IFO企業景況感指数(予想:86.6、12月:86.4)

・22:15 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(4.50%に据え置き予想)

・22:30 米・10-12月期GDP速報値(前期比年率予想:+2.0%、7-9月期:+4.9%)

・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:20.0万件、前回:18.7万件)

・22:30 米・12月耐久財受注速報値(前月比予想:+1.5%、11月:+5.4%)

・22:30 米・12月卸売在庫速報値(前月比予想:-0.2%、11月:-0.2%)

・22:30 米・12月シカゴ連銀全米活動指数(予想:0.06、11月:0.03)

・22:45 ラガルドECB総裁会見

・22:00台 南ア中銀が政策金利発表(8.25%に据え置き予想)

・24:00 米・12月新築住宅販売件数(予想:64.9万戸、11月:59.0万戸)

・03:00 米財務省・7年債入札