■NY株式:NYダウは60ドル高、インテル決算受け半導体株が連れ安



米国株式市場はまちまち。ダウ平均は60.30ドル高の38,109.43ドル、ナスダックは55.13ポイント安の15,455.36で取引を終了した。



寄り付きは下落。23年12月PCEコア指数がインフレの鈍化を示し、投資家心理を支えた一方、利益確定の売りや長期金利の上昇などが重石となった。前日引け後に発表した決算が失望されたインテルが大幅安となり、半導体株を中心にハイテク株の一部が連れ安。ナスダック指数は7日ぶりに下落した。セクター別では耐久消費財・アパレル、小売りなどが上昇。半導体・同製造装置が大きく下げたほか、テクノロジー・ハード・機器、運輸なども下落した。



商業銀行のキャピタルワン・フィナンシャル(COF)は市場予想を上回る決算内容で上昇。半導体メーカーのインテル(INTC)は前日引け後に発表した業績見通しが市場予想を下回り下落した。クレジットカード会社のアメリカン・エクスプレス(AXP)は業績見通しが好感され買われた。格安航空会社のスピリット(SAVE)は同業ジェットブルー・エアウェイズ(JBLU)が買収計画について、28日以降に解消することができると通知したと伝わり売られた。



23年12月の個人消費支出(PCE)コア指数は、前年比で2.9%の上昇で市場予想(3.0%上昇)を下回り、伸びは21年3月以降で最小となった。消費が好調な中でもインフレの鈍化が確認された。



(Horiko Capital Management LLC)





■NY為替:米国の消費・住宅関連指標の予想上振れ受けてドル買い



26日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円46銭へ下落後、148円21銭まで上昇し、148円12銭で引けた。米国の12月個人所得、個人消費支出(PCE)、コアPCE価格指数の発表を受けて、まずコアPCE価格指数の予想下振れによる金利低下・ドル売りになった。しかし、まもなく個人消費支出の予想上振れに反応して金利上昇・ドル買いに転換。その後も12月中古住宅販売成約指数が予想を大きく上回る伸びを示し、ドル買いが加速した。



ユーロ・ドルは1.0885ドルへ上昇後、1.0853ドルまで下落し、1.0854ドルで引けた。ユーロ・円は160円50銭から160円93銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.2758ドルへ上昇後、1.2699ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.8616フランから0.8650フランで上下した。





■NY原油:続伸、時間外取引で78.26ドルまで買われる



NYMEX原油3月限終値:78.01 ↑0.65



26日のNY原油先物3月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+0.65ドル(+0.84%)の78.01ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは76.06ドル−78.21ドル。米国市場の後半にかけて76.06ドルまで反落したが、まもなく78ドルまで急反発。需給ひっ迫の思惑は後退せず、短期筋などからの買いが入ったことで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引で78.26ドルまで買われている。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  33.43ドル   +0.04ドル(+0.11%)

モルガン・スタンレー(MS) 87.73ドル   -0.29ドル(-0.32%)

ゴールドマン・サックス(GS)377.79ドル  -4.91ドル(-1.28%)

インテル(INTC)        43.65ドル   -5.90ドル(-11.90%)

アップル(AAPL)        192.42ドル  -1.75ドル(-0.90%)

アルファベット(GOOG)    153.79ドル  +0.15ドル(+0.09%)

メタ(META)           394.14ドル  +0.96ドル(+0.24%)

キャタピラー(CAT)      299.43ドル  -1.34ドル(-0.44%)

アルコア(AA)         30.61ドル   +0.73ドル(+2.44%)

ウォルマート(WMT)      164.27ドル  +1.43ドル(+0.87%)