■NY株式:NYダウは369ドル高、金利低下を好感



米国株式市場は反発。ダウ平均は369.54ドル高の38,519.84ドル、ナスダックは197.63ポイント高の15,361.64で取引を終了した。



昨日の大幅下げの反動で、寄り付き後、上昇。主要ハイテク企業の決算を控えた買いや、長期金利の低下を好感した買いに、相場は終日堅調に推移した。イスラエル、ハマス停戦の可能性との報道も一段の買い材料となり、終盤にかけて、上げ幅を拡大し、終了。セクタ―別では、小売の上昇が目立った一方、銀行が下落した。



鉄道会社のノーフォーク・サザン(NSC)は物言う株主が最高経営責任者(CEO)更迭を支持していることが明らかになり、上昇。ビデオ会議プラットフォームを提供するズーム・ビデオ・コミユニケーションズ(ZM)は事業効率化を目指し雇用削減を実施したことが報じられ、上昇した。eコマースのエッツィ(ETSY)は物言う投資家のエリオットが同社株式13%を取得したことが関係者の話として報じられ、上昇。



在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は弱い売り上げ見通しが嫌気され、大きく売られた。地銀のニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)は商業不動産リスクが引き続き警戒され続落。同業のコメリカ(CMA)や、シチズンズ・フィナンシャル・グループ(CFG)などもそれぞれ下落した。



ディスカウント小売のアマゾン(AMZN)は取引終了後に、第4四半期決算を発表。1株利益が予想を上回り、時間外取引で買われている。また、ソーシャルメディアのプラットフォーム、フェイスブック(FB)を運営するメタ(META)も決算内容が予想を上回ったほか、自社株買い増額や初の配当計画が好感され、上昇している。



(Horiko Capital Management LLC)





■NY為替:米地銀不安で利下げ観測再燃、金利低下に連れドル弱含み



1日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円05銭から145円90銭まで下落し、146円43銭で引けた。先週分新規失業保険申請件数が予想外に増加したため労働市場のひっ迫緩和の憶測が強まったほか、米地銀への不安再燃で米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測再燃で米長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。



ユーロ・ドルは1.0807ドルへ弱含んだのち、1.0875ドルまで上昇し、1.0870ドルで引けた。米1月ISM製造業景況指数が予想を上回ったため一時ドルが堅調に推移したのち、米金利低下に伴うドル売りが加速。ユーロ・円は158円34銭へ下落後、159円20銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2642ドルまで下落後、1.2756ドルまで上昇した。英中銀は金融政策決定会合で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。ガイダンスで追加利上げの可能性があるとの文言を削除も、MPCメンバーの見解が分かれ一部のメンバーが利上げを支持したことが明らかになり底堅く推移。ドル・スイスは0.8639フランへ上昇後、0.8571フランまで反落した。





■NY原油:続落で73.82ドル、一時73.70ドルまで売られる



NY原油先物3月限は続落(NYMEX原油3月限終値:73.82 ↓2.03)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比−2.03ドルの73.82ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは73.70ドル−76.95ドル。米国市場の前半にかけて76.95ドルまで買われたが、供給不安は緩和しつつあり、株高でも買いは縮小。通常取引終了後の時間外取引で一時73.70ドルまで下落した。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  33.55ドル   -0.46ドル(-1.35%)

モルガン・スタンレー(MS) 86.82ドル   -0.42ドル(-0.48%)

ゴールドマン・サックス(GS)383.85ドル  -0.16ドル(-0.04%)

インテル(INTC)        43.36ドル   +0.28ドル(+0.64%)

アップル(AAPL)        186.86ドル  +2.46ドル(+1.33%)

アルファベット(GOOG)    142.71ドル  +0.91ドル(+0.64%)

メタ(META)           394.78ドル  +4.64ドル(+1.18%)

キャタピラー(CAT)      307.69ドル  +7.38ドル(+2.45%)

アルコア(AA)         29.69ドル   -0.06ドル(-0.20%)

ウォルマート(WMT)      168.31ドル  +3.06ドル(+1.85%)