■NY株式:NYダウは134ドル高、ハイテクの好決算を好感



米国株式市場は続伸。ダウ平均は134.58ドル高の38,654.42ドル、ナスダックは267.31ポイント高の15,628.95で取引を終了した。



一部主要ハイテク企業決算や1月雇用統計受け、寄り付き後、まちまち。雇用統計やミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回り労働市場や消費の強さが再確認され成長期待にダウは上昇に転じた。また、利下げ期待が後退したものの好決算を受けたアマゾン(AMZN)やメタ(META)の上昇でハイテクが特に買われ相場全体を支援。終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了した。ダウは連日で過去最高値を更新。セクタ―別では、メディア・娯楽、小売の上昇が目立った一方、公益事業が下落した。



ソーシャルメディアのプラットフォーム、フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は昨日引け後に発表した決算で売上高が予想を上回り、自社株買い増額や初の配当発表などが好感され大幅続伸。半導体のエヌビディア(NVDA)はアナリストが人工知能(AI)需要増を期待し目標株価を引き上げ、買われた。消費財メーカーのクロロックス(CLX)は四半期決算で昨年のサイバー攻撃による大打撃からの計画より早い回復見通しを示し、上昇。また、アグブーツやHOKAランニングシューズなどを運営する靴メーカーのデッカーズ・アウトドア(DECK)は第3四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回り、上昇した。



一方で同業のスケッチャーズ(SKX)は通期の売上や1株利益見通しが予想を下回り、下落。携帯端末のアップル(AAPL)は四半期決算で、アイフォーンの売り上げ増が奏功し利益と売上高が市場予想を上回ったが中国での売上高が13%減と市場予想を下回ったことが嫌気され売られた。



メタの時価総額は1970億ドル拡大し国内市場で過去最大の増加幅を記録した。



(Horiko Capital Management LLC)





■NY為替:ドル反発、1月米雇用統計改善で早期利下げ観測後退



2日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円56銭から148円58銭まで上昇し、148円36銭で引けた。米1月雇用統計で失業率が予想を下回り、非農業部門雇用者数が12月から鈍化予想に反して拡大し伸びが1年ぶり最大を記録、さらに、平均時給の伸びも予想を上回り労働市場の強さが証明されたほか、ミシガン大消費者信頼感指数では消費の底堅さや米連邦準備制度理事会(FRB)が注目している同指数の長期期待インフレ率が予想を上回ったため早期利下げ観測が大幅後退。米長期金利上昇に連れドル買いが加速した。



ユーロ・ドルは1.0887ドルから1.0780ドルまで下落し、1.0788ドルで引けた。ユーロ・円は159円49銭から160円26銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2770ドルから1.2614ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8556フランから0.8681フランまで上昇した。





■NY原油:続落、一時72ドルを下回る



NYMEX原油3月限終値:72.28 ↓1.54



2日のNY原油先物3月限は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比−1.54ドル(-2.09%)の72.28ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは71.79ドル−74.52ドル。ロンドン市場で74.52ドルまで買われたが、米雇用統計発表後にドル高となり、長期金利は上昇したことを受けて売りが強まり、一時71.79ドルまで反落。通常取引終了後の時間外取引では主に72ドル台で推移した。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  33.47ドル   -0.08ドル(-0.23%)

モルガン・スタンレー(MS) 87.27ドル   +0.45ドル(+0.51%)

ゴールドマン・サックス(GS)387.86ドル  +4.01ドル(+1.04%)

インテル(INTC)        42.60ドル   -0.76ドル(-1.75%)

アップル(AAPL)        185.85ドル  -1.01ドル(-0.54%)

アルファベット(GOOG)    143.54ドル  +0.83ドル(+0.58%)

メタ(META)           474.99ドル  +80.21ドル(+20.31%)

キャタピラー(CAT)      315.09ドル  +7.40ドル(+2.40%)

アルコア(AA)         29.49ドル   -0.20ドル(-0.67%)

ウォルマート(WMT)      169.57ドル  +1.26ドル(+0.74%)