NY外為市場でドル指数は続伸し、104.60まで上昇し昨年11月来の高値を更新した。重要な節目である200日移動平均水準103.57、一目均衡表の雲の上限103.86も上抜け、中期的な上昇基調に転じた可能性も示唆された。



連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が週末、CBSの60minutesのインタビューで、過剰に迅速な利下げにともなう危険性に懸念を表明したほか、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁も5日に発表したエッセイで、利下げを急がない姿勢を示したため早期利下げ観測が後退。米シカゴ連銀のグールズビー総裁も5日のインタビューにおいて、「利下げ開始前に、インフレを巡るより良いデータが必要になる」との考えを示した。ただ、3月の利下げの可能性も除外していない。



FRBの利下げ先送り観測に米国債相場が続落。10年債利回りは4.1%から4.17%まで上昇した。ドル・円は148円40銭から148円89銭まで上昇し、11月来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.0753ドルから1.0723ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2561ドルから1.2519ドルまで下落した。