5日のドル・円は、東京市場では148円82銭から148円27銭まで下落。欧米市場では148円31銭から148円89銭まで反発し、148円68銭で取引終了。本日6日のドル・円は主に148円台で推移か。米長期金利の続伸を受けてドルは底堅い動きを保つ可能性がある。



米供給管理協会(ISM)が2月5日発表した1月非製造業景況指数は53.4と前月の50.5から上昇し、市場予想を上回った。新規受注の増加と雇用の回復で押し上げられた。投入価格指数は11カ月ぶりの水準。この結果を米国債利回りは続伸し、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを開始するのは5月以降となる可能性が一段と高まった。また、パウエルFRB議長は米CBS「60minutes」との会見で「過剰に迅速な利下げに伴う危険性を懸念している」との見方を伝えたことも債券利回りの上昇につながったようだ。市場参加者の間からは「インフレ緩和につながる材料が提供されない場合、利下げ開始は6月以降になる可能性が高い」との声も聞かれている。為替については利下げ時期の後ずれを意識してドルは短期的に底堅い動きを維持するとみられる。