■NY株式:NYダウは151ドル高、利下げ期待が再燃



米国株式市場は反発。ダウ平均は151.52ドル高の38,424.27ドル、ナスダックは203.55ポイント高の15,859.15で取引を終了した。



昨日の大幅下落の反動で寄り付き後、上昇。ボストン連銀の前総裁が1月消費者物価指数(CPI)を受けた市場反応が行き過ぎとの見解を示したほか、イエレン財務長官やシカゴ連銀のグールズビー総裁がインフレ2%目標回帰の道筋にあることに変わりはない、と表明したため利下げ期待の再燃で相場は終日底堅く推移した。特に、金利先安感にハイテクが買い戻され、相場を支援し終盤にかけて上昇幅を拡大し、終了。セクター別では運輸、半導体・同製造装置が上昇、食品・飲料・タバコが下落した。



配車サービスのウーバー・テクノロジーズ(UBER)は最大70億ドル規模の自社株買い計画を発表し、上昇。同業のリフト(LYFT)は四半期決算で24年の利益率見通しで事務的なミスを大幅訂正したものの、上昇基調を維持した。銀行のシティグループ(C)はアナリストが投資判断を引き上げ、上昇。暗号資産を含む金融取引プラットフォーム運営のロビンフッド・マーケッツ(HOOD)は四半期決算で、資産の拡大や予想外の黒字計上が好感され、上昇した。



ホテル、カジノ・リゾート運営のMGMリゾーツ・インターナショナル(MGM)は四半期決算で内容が予想を上回ったが、同社の本拠地であるラスベガスで開催されたナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の優勝決定戦、スーパーボール後の売り上げ見通しに不透明感を示し、下落。



ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ(CSCO)は取引終了後に四半期決算を発表。24年度の通期収入予想を下方修正、世界従業員約5%削減計画を発表し、時間外取引で売られている。



(Horiko Capital Management LLC)





■NY為替:米FRBの利下げ観測再燃で長期金利低下、ドル反落



14日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円75銭へ上昇後、150円35銭まで反落し、150円61銭で引けた。米利下げ先送り観測に長期金利上昇に伴うドル買いが続いた。その後、12月の生産者物価指数(PPI)の下方修正が発表されたほか、米シカゴ連銀のグールズビー総裁がインフレデータが若干高くなる可能性もあるが2%目標達成軌道に変わりはないとの考えを確認すると利下げ観測が再燃し、金利低下に連れ、ドル売りに転じた。



ユーロ・ドルは1.0705ドルから1.0735ドルまで上昇し、1.0727ドルで引けた。ユーロ・円は161円24銭から161円58銭まで上昇。株式相場の回復に連れリスク回避の円買いが後退。ポンド・ドルは1.2540ドルから1.2571ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8875フランから0.8848フランまで下落した。





■NY原油:反落で76.64ドル、在庫増加で利食い売りが増える



NY原油先物3月限は反落(NYMEX原油3月限終値:76.64 ↓1.23)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比−1.23ドルの76.64ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは76.50ドル−78.77ドル。米国市場の前半にかけて78.77ドルまで値上り。中東情勢の悪化を警戒した買いが優勢となったが、通常取引終了後の時間外取引で76.50ドルまで反落。在庫増加を受けた利食い売りが観測された。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  33.13ドル   +0.38ドル(+1.16%)

モルガン・スタンレー(MS) 84.00ドル   +0.03ドル(+0.03%)

ゴールドマン・サックス(GS)378.04ドル  -0.71ドル(-0.18%)

インテル(INTC)        44.19ドル   +1.03ドル(+2.38%)

アップル(AAPL)        184.15ドル  -0.89ドル(-0.48%)

アルファベット(GOOG)    147.14ドル  +0.77ドル(+0.52%)

メタ(META)           473.28ドル  +13.16ドル(+2.86%)

キャタピラー(CAT)      316.71ドル  +3.87ドル(+1.23%)

アルコア(AA)         26.79ドル   +0.94ドル(+3.63%)

ウォルマート(WMT)      168.60ドル  -0.54ドル(-0.31%)