15日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円57銭へ下落後、150円25銭まで反発し、149円98銭で引けた。米1月小売売上高が予想以上に悪化したため連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が強まり、長期金利低下に伴うドル売りが加速。その後、金利が下げ止まったことに連れドル売りも後退した。さらに、日本の昨年10-12月期の実質国内生産(GDP)速報が2四半期連続のマイナス成長となり、予想外の景気後退入りの結果を受けて、日銀が当面緩和策を維持するとの見方が強まり、円売りも優勢となり底堅く推移。



ユーロ・ドルは1.0743ドルから1.0785ドルまで上昇し、1.0771ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が利下げを急がないよう警告しユーロ買いが強まった。ユーロ・円は161円06銭へ下落後、161円65銭まで上昇。日欧金利差拡大観測に円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.2543ドルから1.2600ドルまで上昇。英中銀のマン金融政策委員会(MPC)委員のタカ派発言を受けて下げ止まった。ドル・スイスは0.8828フランから0.8783フランまで下落した。