20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



・日経平均は小幅続落、早くもエヌビディア決算待ちで方向感に乏しい展開

・ドル・円は小幅高、米金利に連動

・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857>



■日経平均は小幅続落、早くもエヌビディア決算待ちで方向感に乏しい展開



日経平均は小幅続落。前日比31.74円安(-0.08%)の38438.64円(出来高概算8億2000万株)で前場の取引を終えている。



19日の米国市場はプレジデンツデーの祝日に伴い、株式市場、債券市場ともに休場。為替市場は薄商いのなか、1ドル150円00銭から20銭での小動きとなった。



米国市場休場を受けて、東京市場は小動きで取引を開始。日経平均は前日終値水準でもみ合った後、上げ幅をじりじりと拡大し38742.33円まで上昇する場面が見られたが、アジア株式市場がスタートしたタイミングで、225先物に断続的な売りが入り失速。日経平均、TOPIXともに前日終値水準でのもみ合いと方向感に乏しい地合いとなった。



日経平均採用銘柄では、足元上昇していた楽天グループ<4755>が反落となったほか、オリエンタルランド<4661>も反落。また、東京海上<8766>、サッポロHD<2501>、ニッスイ<1332>、オリンパス<7733>が売られた。



一方、会社説明会にて25年3月期第1四半期から四半期配当復配予定の方針が伝わったことからあおぞら<8304>が引き続き値を戻したほか、一部証券会社によるレポートが材料視された三菱重<7011>も買われた。このほか、オムロン<6645>、SMC<6273>、安川電機<6506>、ファナック<6954>が買われた。



セクターでは、保険業、水産・農林業、パルプ・紙、サービス業、銀行業などが下落した一方、海運業、機械、医薬品、情報・通信業、非鉄金属などが上昇した。



ランチタイムのアジア株式市場は、香港ハンセン指数が前日比小幅プラス、上海総合指数は前日比小幅マイナスと高安まちまちで、こちらも方向感に欠ける展開となっている。明日の海外時間で発表される米時価総額3位の半導体大手エヌビディアの決算発表を見極めたいとするムードが強いことから、後場の日経平均、TOPIXともに小動き推移となりそうだ。



■ドル・円は小幅高、米金利に連動



20日午前の東京市場でドル・円は小幅高となり、150円10銭から150円34銭まで値を上げた。米10年債利回りは底堅く推移し、ややドル買いに振れやすい。一方、鈴木財務相は円安をけん制したが、反応は限定的。日本株も不安定で円売りは抑制された。



ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円34銭、ユーロ・円は161円74銭から161円93銭、ユーロ・ドルは1.0761ドルから1.0779ドル。



■後場のチェック銘柄



・アミタホールディングス<2195>、日東紡<3110>など、13銘柄がストップ高



※一時ストップ高(気配値)を含みます



・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857>



■経済指標・要人発言



【経済指標】



・特になし



【要人発言】



・豪準備銀行・議事要旨

「目標達成に向け一段の進展が必要。見通しは依然として不透明」

「25bp引き上げるか、据え置きかを検討した」

「インフレが目標内に戻るとの確信を持てるまで、ある程度時間を要する」

「さらなる金利引き上げを排除しないこと適切との認識で一致」



・鈴木財務相

「為替相場は様々な要因で決定されるもの」

「変動の概要は一概に言えない」

「為替市場の動向、極めて高い緊張感をもって注視」

「デフレ脱却宣言をするか、今のところ確たることは決まっていない」



<国内>

特になし



<海外>

特になし