21日のドル・円は、東京市場では149円85銭から150円15銭まで反発。欧米市場では149円93銭から150円39銭まで上昇し、150円25銭で取引終了。本日22日のドル・円は主に150円台で推移か。米5月利下げ観測はさらに後退し、ドルは下げ渋る可能性がある。



米連邦準備制度理事会(FRB)が2月21日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月開催分)によると、政策担当者がインフレ率を2%に戻すために制約的な金融政策スタンスを維持することについて、大半の参加者は政策スタンスを緩和する動きが速すぎることのリスクを指摘していたことが判明した。金融引き締めを長く維持することに伴う経済への下振れリスクを指摘したのは数名にとどまった。FOMC議事要旨内容を受けて金融市場では5月利下げの確率は低下し、利下げ開始は6月以降となる可能性が高まった。年内複数回の利下げ観測は後退していないが、利下げによって個人消費が強まり、米国のインフレ見通しにも影響を及ぼす可能性があるため、米連邦準備制度理事会(FRB)は金利引き下げのタイミングを引き続き慎重に見極めることになりそうだ。