26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。





■海外ファンドによる資金流入が引き続き意識されやすい

■キムラユニティ、24/3上方修正 営業利益 40億円←36億円

■前場の注目材料:日東精工、インド市場深耕、現地企業買収で拠点





■海外ファンドによる資金流入が引き続き意識されやすい



26日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。23日の米国市場は、NYダウが62ドル高、ナスダックは44ポイント安だった。エヌビディアの好決算を受け生成AI利用の急拡大を背景とした同セクターへの成長期待に買いが継続して始まった。その後は利益確定の売りが次第に優勢となり、ナスダックは下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比350円高の39470円、円相場は1ドル150円40銭台で推移している。



日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買いが先行する格好になりそうだ。エヌビディアは高値更新後に利食い優勢となったが、前日には16%超急伸していたこともあり、利食いが入りやすいところだったとみられる。ナスダックは下落となったものの、NYダウ、S&P500は堅調だったこともあり、TOPIX型の買いが入りやすいだろう。日経平均株価は先週の上昇で1989年の大納会で付けた高値を更新し、初の39000円台に乗せてきた。



1989年のバブルを経験してきた投資家においては、ダブルトップが警戒されやすいほか、足もとの上昇はインデックスに絡んだ商いによって押し上げられており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の影響が大きかった。中小型株への物色が限られるなど、物色対象がインデックスに限られているなか、利益確定の売りは入りやすい水準だろう。一方で、初の39000円台に乗せるなか、一段高への期待も高まっているだろう。買い遅れている海外ファンドによる資金流入が引き続き意識されやすく、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。



物色としては、ハイテク株は利食いが入りやすいだろうが、押し目待ち狙いのスタンスとなろう。また、3月期末が次第に意識されてくることから、配当志向への物色が意識されやすく、バリュー株にシフトする流れも意識しておきたいところだろう。日経平均のボリンジャーバンドの+2σが38970円辺りで推移しており、39000円での底堅さがみられるようだと、ショートカバーを誘う流れが意識されそうだ。





■キムラユニティ、24/3上方修正 営業利益 40億円←36億円



キムラユニティ<9368>は2024年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を36億円から40億円に上方修正した。第3四半期まで順調に推移したことに加え、第3四半期以降、北米子会社KIMURA,INC.における格納器具の受注拡大と生産性の向上、また、円安の追い風もあり、期首計画を上回る見込み。





■前場の注目材料



・日経平均は上昇(39098.68、+836.52)

・NYダウは上昇(39131.53、+62.42)

・1ドル=150.40-50円

・シカゴ日経先物は上昇(39470、大阪比+350)

・VIX指数は低下(13.75、-0.79)

・3月期末接近に伴う高配当銘柄人気

・米国のインフレ沈静化観測





・中部電力<9502>グループのJERA、豪州ガス田の権益取得、ウッドサイドと売買契約

・日東精工<5957>インド市場深耕、現地企業買収で拠点

・近鉄GHD<9041>近鉄ベンチャーパートナーズ、アミカテラに出資

・東京電力HD<9501>東電グループの25年度採用、100人増の950人

・三井物産<8031>共創基金助成2件決定、社会課題の解決推進

・住友商事<8053>環境・社会配慮事業向け資金調達の枠組み策定

・豊田合成<7282>新工法、エアバッグ生地を染色しやすく、アップサイクル用途広がる

・横浜ゴム<5101>データ標準化団体に加盟、タイヤ個体識別管理

・ユアサ商事<8074>脆性材の加工課題に解決策、専用スペース開設

・ブルーイノベーション<5597>ロボで定期巡回点検、サービス本格提供開始

・FDK<6955>ニッケル亜鉛電池月産3倍、試作設備増強

・NTT<9432>6G協力拡大、韓・独社と実証で合意

・JFEHD<5411>JFEスチール、洗堀防止にスラグ人工石、洋上風力向け

・東邦ガス<9533>MOFでCO2分離回収、消費電力8割削減

・セーレン<3569>福井・二日市事業所にバイオマスボイラ新設





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・特になし