23日のドル・円は、東京市場では150円38銭から150円65銭まで反発。欧米市場では150円77銭から150円30銭まで下落したが、150円51銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に150円台で推移か。米長期金利の低下を意識してドルは上げ渋る可能性がある。



2月27日発表予定の日本の1月コアCPIについて、先行指標とみられる1月東京都区部コアCPIは+1.6%と12月実績を下回っている。全国コアCPIの伸び率は前年比+2%を下回る可能性があるため、日本銀行による金融緩和継続への期待が高まっている。一方、米国の早期利下げ観測は後退しており、ドルは下げづらいだろう。日銀は賃金上昇を伴う物価目標2%が実現できればマイナス金利を解除し、段階的な金融引き締めに転換することを検討している。しかし、日銀植田総裁などはマイナス金利解除後の利上げには慎重であり、緩和的な金融環境を長期間維持するとの見方が多い。このため、為替相場がただちに円高に振れる可能性は低いと予想されるが、米国のインフレ見通しは引き続き不透明であり、為替については予断を許さない状況が続きそうだ。