26日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ時期の後退は織り込まれつつあり、金利高抑制ならドルは失速の見通し。また、日本の為替介入への警戒感でドルに利益確定売りも出やすい。



前週末の取引は欧米中銀の政策金利引き下げ時期をめぐる思惑が交錯し、米10年債利回りは低下もドルは下げ渋る展開となった。ユーロ・ドルは1.0840ドル付近から1.0810ドル付近に下げ、ドル・円は150円30銭台まで下落後に150円半ばへやや値を戻した。週明けアジア市場で日経平均株価は過去最高値圏での推移が続くなか、円売りが主要通貨を支えた。ただ、日本の為替介入が警戒され、ドルの戻りは限定的だ。



この後の海外市場は米金融政策が注目される。FRB当局者は年後半には政策金利の引き下げる方針を示しているものの、市場観測よりも遅れる見通し。ただ、そうした見方は織り込まれつつあり、長期金利が低下すればドルは失速しよう。ソフトランディングも期待されるが、今晩はドル買い材料が乏しい。ドル・円は2022年の高値が射程圏内に入り、為替介入への警戒感から151円に接近するほどドル売り圧力が強まるとみる。



【今日の欧米市場の予定】

・24:00 米・1月新築住宅販売件数(予想:68.4万戸、12月:66.4万戸)

・24:30 米・2月ダラス連銀製造業活動指数(1月:-27.4)

・03:00 米財務省・2年債入札、5年債入札