■NY株式:NYダウは75ドル高、良好な経済指標やハイテクがけん引



米国株式市場は反発。ダウ平均は75.66ドル高の38,790.43ドル、ナスダックは130.28ポイント高の16,103.45で取引を終了した。



予想を上回った経済指標が好感され、寄り付き後、上昇。本日から開催されるエヌビディア(NVDA)主催の人工知能(AI)の年次会議への期待に主にハイテクが買われ、相場全体の上昇をけん引した。長期金利の上昇が上値を抑制し、終盤にかけて、上げ幅を縮小し、終了。セクター別では自動車・自動車部や不動産管理・開発が上昇した一方、家庭・パーソナル用品が小幅安下落した。



電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はモデルYの値上げ計画が報じられ、上昇。飲料メーカーのペプシコ(PEP)はアナリストの投資判断引き上げで上昇した。半導体のエヌビディア(NVDA)は本日から開催される同社主催の人工知能(AI)イベントでのフアン最高経営責任者(CEO)のスピーチでの新製品発表期待などに買われた。



検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)は携帯端末のアップル(AAPL)が同社の生成AIジェミニをアイフォーンに搭載する方向で交渉を行っているとの報道で、上昇。アップル(AAPL)もAIを巡る進展が好感され、買われた。地銀のニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)はアナリストによる投資判断引き下げで下落。



国際決済銀行(BIS)のカルステンス総支配人は、「中央銀行はインフレを巡り、過剰に時期尚早に勝利を宣言すべきでない」と、慎重な姿勢を示した。



(Horiko Capital Management LLC)





■NY為替:米FOMCは利下げに慎重な姿勢継続との見方でドル強含み



18日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円30銭へ上昇後、148円92銭まで反落し、149円17銭で引けた。米3月NY連銀サービス業活動がプラスに回復、3月NAHB住宅市場指数も予想外に上昇したためドル買いが優勢となった。また、今週開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で声明や議長会見に加え、米金融当局者の金利予測分布図(ドット・プロット)で利下げに慎重な姿勢が示されるとの見方も長期金利の上昇につながり、ドル買いを支援した。その後、メディア報道で、「日銀が大規模緩和の解除を19日に決定、YCCやETF購入終了へ」と伝えられると、円買いが強まり伸び悩んだ。



ユーロ・ドルは1.0905ドルから1.0866ドルまで下落し、1.0869ドルで引けた。センテノ・ポルトガル中銀総裁のハト派発言受けユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、162円60銭から161円95銭へ下落。日欧金利差縮小観測に円買い、ユーロ売りが強まった。ポンド・ドルは1.2746ドルから1.2718ドルまで下落。英2月インフレ率2年半ぶり低水準となったため、英中銀の利下げを支援するとの見方にポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.8823フランから0.8884フランまで上昇した。





■NY原油:大幅高で82.16ドル、供給不安は解消されず



NY原油先物5月限は大幅高(NYMEX原油5月限終値:82.16 ↑1.58)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+1.58ドルの82.16ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは80.56ドル−82.50ドル。アジア市場で80.56ドルまで下げたが、供給不安は解消されず、米国市場で買いが強まる展開となった。通常取引終了後の時間外取引で82.50ドルまで一段高となった。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  36.01ドル   +0.60ドル(+1.69%)

モルガン・スタンレー(MS) 87.96ドル   -0.42ドル(-0.47%)

ゴールドマン・サックス(GS)384.37ドル  -2.84ドル(-0.73%)

インテル(INTC)        42.71ドル   +0.07ドル(+0.16%)

アップル(AAPL)        173.72ドル  +1.10ドル(+0.63%)

アルファベット(GOOG)    148.48ドル  +6.31ドル(+4.43%)

メタ(META)           496.98ドル  +12.88ドル(+2.66%)

キャタピラー(CAT)      351.90ドル  +4.93ドル(+1.42%)

アルコア(AA)         31.03ドル   +0.59ドル(+1.93%)

ウォルマート(WMT)      60.86ドル   +0.18ドル(+0.29%)