26日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米経済指標が堅調なら連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策方針を後押しし、ドル選好地合いは継続。ただ、日本政府の為替介入が警戒され151円後半は上値が重くなりそうだ。



前日発表された米国の住宅関連指標の低調な内容を受け、ユーロ・ドルは小じっかりの展開となり1.0840ドル台に浮上。一方、米FRB当局者のタカ派的な意見が改めて注目され、引き締め的な金融政策への思惑で米金利高・ドル高に振れた。ただ、ドル・円は151円50銭台に上値を伸ばしたが、上値の重さが嫌気され失速した。本日アジア市場もその流れを受け継ぎ、ドル・円は緩やかに値を下げる場面もあった。



この後の海外市場は米金融政策への思惑と米金利が注視される。6月から3回の利下げペースの市場観測は織り込まれつつあり、ドルは売りづらい。今晩発表の米経済指標で耐久財受注や消費者信頼感指数が想定通り改善すれば、引き締め的な政策を後押しする材料になる。ただ、ドル・円は昨年高値の151円90銭や節目の152円が視野に入ると日本政府の円安けん制が強まり、為替介入への警戒感から過度な上昇は抑制される。



【今日の欧米市場の予定】

・21:30 米・2月耐久財受注速報値(前月比予想:+1.2%、1月:-6.2%)

・22:00 米・1月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.3%、12月:+0.1%)

・22:00 米・1月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:+6.60%、12月:+6.13%)

・23:00 米・3月消費者信頼感指数(予想:106.8、2月:106.7)

・23:00 米・3月リッチモンド連銀製造業指数(予想:-5、2月:-5)

・02:00 米財務省・5年債入札