27日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、一時151円97銭まで上値を伸ばした。2022年の高値を上抜け、1990年以来の水準。日銀審議委員の発言で今後も緩和的な政策が継続するとの思惑から、円売りが主要通貨を押し上げる展開となった。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円45銭から151円97銭、ユーロ・円は163円91銭から164円14銭、ユーロ・ドルは1.0820ドルから1.0833ドル。

【要人発言】

・植田日銀総裁

「家計のマインド指標は緩やかに改善してきていると認識」

・田村日銀審議委員

「政策正常化の一歩を踏み出したが、副作用が残る状況が続く」

「当面は緩和的な金融環境が継続する」

「国債買入れの継続は能動的ではなく不連続を避けるため」

【経済指標】

・豪・2月消費者物価指数:前年比+3.4%(予想:+3.5%、1月:+3.4%)

・中・1-2月工業企業利益:前年比+10.2%(12月:-2.3%)