■NY株式:NYダウは477ドル高、ハイテクが回復



米国株式市場は反発。ダウ平均は477.75ドル高の39,760.08ドル、ナスダックは83.83ポイント高の16,399.52で取引を終了した。



値ごろ感からの買いに、寄り付き後、上昇。携帯端末のアップル(AAPL)や電気自動車テスラ(TSLA)など一部ハイテク株の回復、利下げ期待やソフトランディング期待を受けた買いが引き続き支援し、相場は終日堅調に推移した。終盤にかけ、月末、期末に向けた調整と見られる買戻しに上げ幅を拡大し、終了。セクター別では、公益事業や不動産が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。



クルーズ船運営のカーニバル(CCL)は四半期決算で損失が想定程広がらず安心感から買われた。携帯端末のアップル(AAPL)は年次世界開発者会議(WWDC)を6月10─14日に開催する予定で、アイフォーンに搭載される複数の新機能を巡り、アルファベット(GOOG)傘下のグーグル、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける新興企業オープンAIとの提携交渉中との思惑があり、AI関連の契約発表などが期待されている。



製薬会社のメルクは (MRK)は食品医薬品局(FDA)が同社の高血圧症治療薬を承認したことが好感され、上昇。また、バイオのモデルナ(MRNA)は新たなワクチン発表が好感され、上昇した。オンライン小売のアマゾン(AMZN)はAIスタートアップのアンソロピックに最大で40億ドル投資すると発表し、上昇。



高級家具販売のRH(RH)は取引終了後に四半期決算を発表。通期の見通しが予想を上回り、時間外取引で買われている。



(Horiko Capital Management LLC)





■NY為替:日本当局の円安是正介入警戒感に円買い優勢



27日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円17銭から151円42銭まで上昇し、151円32銭で引けた。円の売り戻しが優勢となったが、日本当局の円安是正介入警戒感も根強い強く円売りは限定的となった。



ユーロ・ドルは1.0811ドルへ下落後、1.0826ドルまで反発し、1.0828ドルで引けた。スウェーデン中銀が欧州中央銀行(ECB)や連邦準備制度理事会(FRB)に先駆け、5月にも利下げに踏み切る可能性が強まったためユーロ売り優勢となった。ユーロ・円は、163円44銭へ下落後、163円73銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2606ドルへ下落後、1.2641ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9072フランへ上昇後、0.9031フランまで反落した。





■NY原油:下げ渋りで81.35ドル、時間外取引で81ドル台後半まで反発



NY原油先物5月限は下げ渋り(NYMEX原油5月限終値:81.35 ↓0.27)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比−0.27ドルの81.35ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは80.55ドル−81.74ドル。ロンドン市場で80.55ドルまで売られたが、米国市場では株高を意識した買いが観測されており、通常取引終了後の時間外取引で81.74ドルまで反発した。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  37.81ドル   +0.72ドル(+1.94%)

モルガン・スタンレー(MS) 93.50ドル   +2.22ドル(+2.43%)

ゴールドマン・サックス(GS)415.25ドル  +9.07ドル(+2.23%)

インテル(INTC)        43.77ドル   +1.78ドル(+4.23%)

アップル(AAPL)        173.31ドル  +3.60ドル(+2.12%)

アルファベット(GOOG)    151.94ドル  +0.24ドル(+0.15%)

メタ(META)           493.86ドル  -2.03ドル(-0.40%)

キャタピラー(CAT)      364.65ドル  +8.26ドル(+2.31%)

アルコア(AA)         33.21ドル   +1.63ドル(+5.16%)

ウォルマート(WMT)      60.72ドル   +0.21ドル(+0.34%)