5日のドル・円は、東京市場では150円81銭まで下落した後、151円36銭まで反発。欧米市場では151円28銭まで売られた後、151円75銭まで反発し、151円63銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に151円台で推移か。良好な米雇用統計を受けてリスク回避的な円買いは縮小する可能性がある。



米労働省が4月5日発表した3月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比+30.3万人と、市場予想を上回った。失業率は3.8%で2月実績を下回った。賃金の上昇も続いており、市場参加者の間からは「米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始は6月以降になる」との思惑が浮上している。今後発表されるインフレ関連指標の内容次第となるが、金融緩和の緊急性は一段と薄れている。利下げ開始が7月になるとの見方が広がった場合、年内3回の利下げ観測は後退し、ドルは底堅い動きを維持することになりそうだ。