9日のドル・円は、東京市場では151円78銭から151円93銭まで反発。欧米市場では151円91銭から151円57銭まで下落したが、151円76銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に151円台で推移か。日本時間夜に3月米消費者物価指数の発表を控えており、リスク回避的な円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。



10日に発表される3月消費者物価指数(CPI)について、市場では前年比+3.4%程度、同コア指数は前年比+3.7%程度と予想している。直近の物価動向を示唆する前月比の数字も注目されており、コア指数は前月比+0.3%程度と予想されている。3月CPIが市場予想と一致した場合、すみやかなインフレ緩和への市場の期待は弱まる可能性がある。コアインフレ率が3%台を当面維持する可能性が高まった場合、6月利下げの確率はやや低下し、米長期金利は下げ渋る可能性がある。外為市場では、利下げ先送りの見方が強まり、主要通貨に対するドル買いが優勢となりそうだ。