10日のドル・円は、東京市場では151円68銭から151円84銭まで反発。欧米市場では151円78銭から153円24銭まで上昇し、153円16銭で取引終了。本日11日のドル・円は主に153円を挟んだ水準で推移か。日本政府による為替介入が実施される可能性があるため、目先的に投機的な円売りは抑制される可能性がある。



米労働省が4月10日発表した3月消費者物価指数(CPI)は、前年同月比+3.5%と2月実績の+3.2%を上回った。同コア指数は前年同月比+3.8%。ガソリン価格、住居費、サービス価格の上昇が要因。3月CPIは市場予想を上回る内容だったことから、インフレ緩和への期待は大幅に低下した。市場参加者の間では利下げ開始は9月以降になるとの見方が広がっており、米政策金利見通しについて予断を持つことは難しくなった。外為市場では主要通貨に対するドル買いが活発となったが、ドル・円については円安是正を目的とする為替介入が実施される可能性は残されており、目先的には153円台前半で上げ渋る展開も想定される。