12日のニューヨーク外為市場でドル・円は152円60銭へ下落後、153円33銭まで上昇し、153円26銭で引けた。関係筋の話としてイスラエルが数日内のイランからの報復攻撃を警戒しているとの報道で中東地政学的リスクの上昇に連れリスク回避の円買いに拍車がかかった。同時に質への逃避のドル買いも強まったほか、米4月ミシガン大学消費者信頼感指数の期待インフレ率が予想外に上昇、さらに連邦準備制度理事会(FRB)高官の利下げに一段と慎重な姿勢を受け利下げ観測が後退し、ドル買いが再燃した。



ユーロ・ドルは1.0655ドルから1.0623ドルまで下落し、1.0640ドルで引けた。エストニア中銀総裁がインフレ減速で6月の利下げの可能性に言及し、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、163円20銭から162円28銭まで下落。ポンド・ドルは1.2474ドルから1.2427ドルまで下落。ドル・スイスは0.9103フランへ下落後、0.9146フランまで上昇した。