16日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円77銭付近から154円04銭へ下落後、154円79銭まで上昇し、154円64銭で引けた。米3月住宅着工件数・許可件数が予想を下回ったためドル売りが優勢となった。さらに、心理的節目である155円手前からはオプションバリアー防衛や日本当局による円安是正介入警戒感も根強く一時円買いが強まった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長が「インフレ長期化なら高金利の維持も長期化する」との考えを示したことに続きパウエル議長も利下げに向けたインフレ進展の一段の確信を得るには想定以上に時間がかかる可能性に言及し、必要とあれば現状の金利を長期にわたり維持する可能性にも言及したためドル買いが再開した。



ユーロ・ドルは1.0654ドルへ上昇後、1.0601ドルまで下落し、1.0622ドルで引けた。ラガルドECB総裁がショックがなければ利下げに向かっていると言及し6月の利下げを織り込むユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、164円68銭へ上昇後、163円94銭まで反落。ポンド・ドルは1.2472ドルへ上昇後、1.2406ドルまで下落。ドル・スイスは0.9112フランへ下落後、0.9140フランまで上昇した。